img_02

振袖のほっとするお話

クレジットカードによる買い物代金のローリング決済を行うホックのVシステムは、早速、Mカード・システムによって真似され、多分、追い越されてしまったが、事実上、クレジットと現金の境界線を消滅させた。 銀行の目から見ると、小切手預金と、クレジットカードによる買い物代金の振り込みとの違いは、クレジットカードの方が代金が早く回収できるということだけだった。
だが事実は、クレジットカードの世界で銀行は、主役でも、動力源でも揺さぶり役でもない、代理人で手数料を取る役になってしまっている。 今日、クレジットカードの発行者としては、銀行よりもファースト・データやGE・キャピタルのようなノンバンクの存在が大きいし、この二社とファーストUSA、(エレクトロニツク・データ・フイサーブ、ナパンコ、リトル、それにEDSシステムズ)は、シテイコープを除くどの銀行よりも多くのクレジットカード取引を処理している。
クレジットカードは通信販売され(新しく消費者を獲得するコストは、六〇ドルから一六〇ドルまでと、さまざまな推計がある)、自分の使っているカードの発行者が誰なのか分かっている人はごく少ない。 カードに入れられたVかMカードのロゴの方が、銀行の名前よりはるかに重要で、「類似」カードのプームもあって銀行名の方はますます小さくなった(一番人気のあるカードは、信じようと信じまいと勝手だが、フリークエント・フライヤー・カード(搭乗者特待カード)ではなく、プロ・フットボール・チームのロゴの入ったカードである)。
一九九五年末で、V会員企業は約三億五〇〇〇万枚のカードを発行、うち半分が米国以外であり、契約店も一一〇〇万店を超える。 Mカードは、さらに上を行く。
クレジットカードの普及ぶりは驚異的だ。 Mカードのジョー・トリボディはこう言う。
「製品の携帯性が、これほど重要なビジネスもほかにない。 カードはビール瓶でも脱臭剤でもない。

人々はカードを持ち歩き、それが完壁に一三〇〇万カ所で通用することを予想している」。 九六年半ばで、クレジットカードの借り入れ残高は米国だけで三四〇〇億ドルを超えた。
クレジットと現金の境界線がまだ残っていることに疑いはないが、非常にあいまいになってしまっている。 クレジットカードの普及で一番注目されるのは中国にも広がったことだろう。
Mカードが、中国企業のために支払いシステムを作り上げたのである。 ロシアでは、代金を固有企業に請求しても無視され、どうしょうもないので、結局、中央銀行は、代金を払ってもらえない供給業者に対してクレジットを発行している。
中国では、代金はMカードで支払われ、そのメッセージはセル方式の電話でアンテナ基地局に送られ、Mカードの変換器で人工衛星に飛ばされ、そこから上海のサプステーションと、シンガポールにある巨大なスーパーコンピューターに届けられる。 北京は、固有企業にどれくらいの借り入れがあるか、リアルタイムで知り、それを知った上で決定を下すことができる。
このシステムは非常に大規模に使われているため、中国はMカードの債務残高が米国に次いで二番目に多くなっている。 一九七〇年代、テクノロジーは小切手のない社会だけでなく、キャッシュレスの社会をもたらすと宣伝されたものだ。
結局、支払いの手段として現金は一番、望ましくないのだ。 汚れる。
取り扱いが面倒で、費用もかかる。 偽金犯罪が多いカラーコピーの時代になった今では、偽札作りは簡単だし、質も上がっている。
盗まれないようにしなければならないが、盗まれてしまうと普通は跡を追うのは難しい。 消費者の目から見ると、現金の使用はネガティブなフロートを生み出すつまり、自分のお金を銀行から引き出すということには機会費用が含まれていて、銀行に預けておけば利息が付き、その利息を支払いに充てることもできるのに、それを放棄してしまうわけである。

現金の匿名性は、およそあらゆる犯罪取引に現金が好んで交換手段として使われる理由になっている。 四〇歳以上の事務職員にとって(工場労働者の場合は現金の入った封筒で給料が支払われるため、現金輸送車がピストル強盗の餌食になる危険もある)、給料の支払い日が金曜目だったりすると(あるいは月の一日や一五日)、小切手を銀行に持って行き、出納窓口にしばらく並、はないと換金できないという面倒なことになる。
もし仕事がぎりぎりまでかかって、三時を過ぎてしまったら、銀行は閉まってしまうだろうから、後は近所に自分のことをよく知っていて小切手を換金までしてくれる店があることを期待するしかなくなる街のスーパーではとてもそこまでやってはくれないからだ。 現金が支払いシステムの選択肢の一つとして生き残っているのは(米国では年間、三〇〇〇億ドルの取引が現金で行われている。
そのほとんどが二ドル未満のものだ)、技術的奇跡の一つ、ATM(現金自動預け払い機)のおかげである。 消費者の観点からすると、ATMは、現金を必要な時に必要なだけ引き出せるという点で、ネガティブ・フロートを最小限にしてくれる。
銀行からすると、基本的な顧客応対の費用を大幅に節約し、出納係の給料に換算するとそれだけでも少なくとも一万ドルの投資金額を素早く回収できるのだ。 一九九六年、合衆国に設置されたATMの数は全国でほぼ一二万台で、カード所有者は年に九〇億ドルの引き出しをしている。
銀行のこうした装置の導入の仕方は当初、実に馬鹿げたものだった。 どの機械もオーナーの所有物であり、その銀行にとって商売の道具だから、オーナーが受け入れた特定の銀行の発行するカードだけを扱うのだと主張した。
逆に言えば大手の銀行が、預金者の職場に近いところにATMを置けない中小銀行を虐待することもできた。 ATMの最初の転機はコロラドだった。
ホックがVをすべての会員にとってクレジットカードだけでなく、ATMとしても使えるように努力したことがVを解雇された背景の一つにあるが、彼は自前でビジネスをしたいコロラドの銀行の厳しい反撃に遭った。 多くの銀行は、目先の利益しか目に入らず、ATMは手数料収入を生み出す主な収入源だと考え、取引一回ごとに手数料を取ったために、機械の利用回数が減ってしまったのである。

同じことを、銀行はまたやりかねない。 一九九六年、ATMの利用に関する新たな手数料が続々と導入されている。
だが銀行は次第に、ATMの存在理由はオフィスの経費削減なのだという認識に到達する。 そこで彼らの関心は、預金者が双方向でアクセスできる機械の数を増やすことと、預金者すべてが機械をもっと頻繁に利用するよう促すことに移った。
このためには、あえて注意しておくが、やはりシステムが必要だった。 機械と、それを所有する銀行とをつなぐ、通信手段による記号化したリンクであり(ほかとつながりのない一台だけの機械は不正使用に弱く、現金が一度に大量に引き出されてしまう恐れもある。
機械が使用される度に転送されるデータの中には、引き出された現金の重量値があり、それを、記録した正しい支払い命令と照らし合わせることができるてその次は、交換機を通じた認証や借方・貸方記入の移動となる。


振袖の映像をご紹介致します。振袖を導入してみる価値はありますよ!
振袖を捉えてみました。振袖の情報をお知らせします。
振袖の登場です。 これが振袖の王道です。